✨3匹の子豚から学べること🐷✨
【目次】
1.3匹の子豚のあらすじ
2.3匹の子豚から学べること
3.まとめ
1.3匹の子豚のあらすじ
昔々あるところに三匹の子豚が暮らしていました。ある日お母さんが「そろそろ自分たちで家を建てなさい」と言います三匹の子豚はそれぞれ考えます。
1番上の兄はワラを集めてワラの家を建てました。
2番目の子豚は木を集めて木の家を建てました。
3番目の子豚はレンガを積んで家を建てました。
さてここでトラブルが発生。様子を見ていたハラペコオオカミさんがやって来ます。1番上の兄のワラの家は一瞬で吹き飛ばされ、2番目の子豚の木の家は、オオカミに体当たりされて粉々になります。追い込まれた2匹の子豚は、末っ子の子豚のレンガの家に逃げ込みます。
風を起こしても体当たりをしても壊れない丈夫なレンガの家に、オオカミは悩みます。「よし! 煙突から侵入してやろう」しかし、さらに素晴らしい3番子豚。オオカミの侵入を想定して、煙突からつながる暖炉で火をおこし、大なべに湯を沸かしていたのです!オオカミは見事に大なべに侵入。慌てて逃げていきました。
こうして3匹の子豚はレンガの家で幸せに暮らしていきました。
2.3匹の子豚から学べること
①時間をかけてコツコツと努力する事
楽なことをするより先を見据えて、苦しい事でもコツコツと挑戦する人は成功します。童話でも、とにかく楽に家を作った2匹は、一番大事な「命」すら失いかけていました。逆に、他の2匹よりも苦労して、コツコツとレンガを積み重ねた末っ子の子豚は、2匹の命を守り、更に一生かけて安心して暮らせる家を手に入れる事ができました。
作者はこの話を通して、「自分を守ってくれる大事なものは努力して、時間をコツコツとかけないと手に入れる事ができない。」ということを伝えています。
②若い時期こそ努力をする
もし仮に、三匹の子豚を、人間の年齢にして考えてみると…
・長男の子豚=50~60歳
・次男の子豚=30~40歳
・末っ子の子豚=10~20歳
このように見ることもできます。
長男の子豚は、歳を取っているので、
どうしても頑張る気力が出てきません。
次男の子ブタも、少しは頑張りますが、
そこまでの勢いはありません。
しかし、末っ子の子ブタだけは違いました。
一番若いから他の2匹と違って頑張れる量が桁違いだったのです。
まだ若いから、手を抜かずに作業できるし、頑張るだけの体力もあります。
人生において「資産を築く」という重要な事は、若い内にやっておくべきなんだよ。ということを作者は伝えたかったんだなと思います。
③万全の準備をする
童話の中で末っ子の子豚は、常に先を見据えて行動しています。あらゆる事態を想定して、
万全の準備をすることを怠りませんでした。
だから、家の構造上「オオカミが煙突から入ってくるだろう」と予想を立てていたし、鍋にお湯を沸かしオオカミを熱湯にぶち込むというエンディングを自らの手で作り出すことに成功しました。
その場の人・モノの配置、家の構造を全て理解した上で相手の動きを読んで、先回りした行動を取る。
これができるからこそ、最後の最後まで自分が有利なまま、物事を進めていく事ができるのです。だから作者的にも、「あらゆる事態を想定して準備しよう」ということを伝えたかったのではないかなと思います。
3.まとめ
・かわいい子豚の昔話ですが、見方を変えるとビジネスにおいてとても重要なことが描かれています。起業家・経営者の方はぜひ参考にしてみて下さい😊